2010年 09月 14日
永尾剱神社と海の火まつり
こんばんは029.gif
USオープンテニス、男子シングルス決勝、R・ナダルが勝ちました!
ゲームスコア6-4, 5-7, 6-4, 6-2でグランドスラム通算9勝目、生涯グランドスラムを達成しました。
途中雨での中断もあったんですけど、決勝にふさわしい試合内容だったと思いました。
ナダルの時代が到来か?とも言われてますが、どうなんでしょうね。
そして車椅子テニスプレーヤーの国枝慎吾選手も優勝しましたよ~003.gif
2年連続3度目の優勝。素晴らしいですね。
いや~、良かった良かった041.gif
今から、来年の全豪オープンテニスが待ち遠しいmamです。


さて、不知火のお話の続きです。
当ブログをご覧になってる勘の鋭い方は、すでにお気づきとの事とおもいますが(笑)、
今回の不知火には「ある目的」があって訪問したのであります。

その目的とは・・・「不知火海の火まつり」

「不知火海の火まつり」は、毎年旧暦の8月1日(八朔)の午前1時頃から3時半頃まで、
干潮時に現れる怪火「不知火」の発現に合わせ行われる祭り。
その昔、景行天皇が九州南部の先住民を征伐に来た際、八代海上で暗闇に浮かぶ
不思議な怪火を目印にして船を進め、無事沿岸にたどり着いたとされる。
千数百年前から伝わる「神秘の火」不知火伝説にちなんだ歴史とロマンのある祭りでは、
たいまつ行列やステージイベントの後、海上にある永尾神社の鳥居を囲むように花火(1500発)が
打ち上げられる。(クマモトナビより)


本当は9/7に行われる予定だったのですが、台風の影響で9/11に延期になっていたのです。

目玉は永尾剱神社の鳥居の周りで打ち上げられる花火。
まずはその永尾剱神社へと行って見ましょう。


神社は国道266号線沿いにあります。
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Canon EOS 7D
車はこの鳥居からちょいと松橋方面に進んだ所右に曲がったところの防波堤沿いに止めて
一旦国道まで歩いて出ました。
これもビジターセンターのおじちゃんが教えてくれなかったらわからなかったことです。感謝感謝。
さて鳥居をくぐり参道を歩いて参りましょう。
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そうそう、ここは「ながお」じゃなくて「えいのお」ですから!


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おや?これって本殿の裏側じゃないかぃ?
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どうも国道沿いから入っていくと本殿の裏側に繋がってるようです(^^;

コチラが拝殿です。
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Canon EOS 50D
ちょうど、火まつりの花火を見に来られていたご夫婦が参拝中。
失礼してパチリ。

御由緒です。
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Canon EOS 50D

境内には土俵もありました。
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ちびっ子相撲でもあるんかな?037.gif

そしてやっぱりこの看板。
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1度は見てみたいものです。

その境内からの眺めです。
写真はクリックするとちょっとだけ大きくなります。
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遠くに八代外港が見えてますよ。

さて、コチラが神社正面にある鳥居です。
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よく見ると、鳥居の上の部分だけが新しくなってますね。
きっとあの台風11号で被害を受けたんでしょうね。
横には御神木と思われる立派な木(おそらくイチイガシ?)が枝を広げてました。

この鳥居から下に階段が続いてまして、それを下りると私たちが車を止めた防波堤前に出ました。

防波堤には花火の写真を撮る為にすでに三脚を並べて待機中のカメラジジイ小僧が数人。
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Canon EOS 50D
神社で参拝中の方の話によると、日程がずれたせいか今年はカメラ小僧の数も少ないんだと。

テルルも早速三脚を立てます。
でも、今回初めてということで、どこに立てるのが一番いいのかわからんということで、アタフタ。

どうにか場所も決まり、暗くなるのを待ちます。
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こちらがその「現場」となる鳥居周辺の風景です(笑)
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一応鳥居の横に松明があるんですが、本来の祭りですと巡行船お迎え太鼓・導燈の儀というのがあり、
古代の衣装(卑弥呼の時代の衣装みたいなの)を着た人が、矢を放ち松明に火をつけるんですが・・・
今回は潮の関係もあるのか、そこいら辺は省かれてました(^^;

で、どこからともなく地元民らしき3人がやってきて
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なにやらゴソゴソ。

どうやら、松明に燃焼剤をまかれて、火をつけられるようです。
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ん?火がつかないんだけど・・・

アハハハ・・・風が強くて途中で火が消えちゃったみたい。
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何回かやって、どうにか点きました!
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Canon EOS 50D

松明の明かりも消え、空には月と一番星が輝きだしました!
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このとき、横にいたカメラ小僧のおっちゃんの一言がおかしかったな~。

一番星を見て「あれはアメリカの監視衛星ばい!」

おいおい(^^;

この日の花火、開始時刻は午後9時。
待ち長か~・・・。

と、ここで南方の上空に赤い火の玉のような光がスーーーーーっと出てきた。
何?何?何?何ぃ~~~~?

なんと鹿児島から打ち上げられた準天頂衛星「みちびき」だったのです!

残念ながら、写真に収めることは出来ませんでした。
う~ん、ホント残念007.gif

さて待つこと4時間近く、やっと花火が打ちあがるようです。
ではどうじょ~。

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ココでの花火撮影のテルルの感想・・・

メチャクチャ難しかバイ!

テルルいわく、「上級者向けばい」だそうです(笑)

動いている船から花火が上がるため構図が決められないし、
シャッターのタイミングも分からんし、
ピントも微妙だし~・・・
でもね、隣で撮影してたおじさんは「今年は鳥居の近くまで船が来てくれたから、条件的には良かったですよ」だって。

要するに、テルルの腕の問題っちゅー訳やね037.gif

まぁ、また来年チャレンジしてみますかな?

しかし、海上に弾ける花火は美しかったですよ~。
熊本ではそうある花火のパターンじゃないから、とても新鮮でした。
皆さんも来年、見に行かれてみませんか?

写真は特に表記のないものはすべてCanon EOS 7Dです。

永尾剱神社
地図はこちら

by fksm-kzmty | 2010-09-14 21:36 | おでかけ・宇土&宇城 | Comments(2)
Commented by らぼっち at 2010-09-14 22:30 x
まるでメイキングシーンを集めたようなショット!
ん?火が消えたか?と見上げるおっちゃんが可愛い^^

時間は車の中で潰したのかな?
車が身動き取れない状況ではなかったのかな?

船上花火!お見事!
鳥居をバックに、すごく綺麗だ・・・
熟年も半分その気になったんですが
夜2時、3時はやはり無理とあきらめましたが
来年は再考しよう^^
Commented by fksm-kzmty at 2010-09-14 22:48
☆らぼっちさんへ
時間は、ひたすらこの防波堤で潰しました。
車はすぐ近くに止めれたんですよ。
おまけにそんなに多くなかったし。
ただ、本来の日程で行われていたなら、そうもいかなかったと思います。

船上花火は船が動きながら花火を海面に落としていくので、
決まった場所に上がるわけでなく、それだけでも写真に収めるのが難しかったようです。

不知火まで見ようとすると午前2時、3時という事になるのでしょうが、
今回は不知火は見なかったので、そこまで遅くはなりませんでした。
不知火、案内人の人がいないと外港の灯りと混ざって、
どれが不知火か見極めが難しいようですよ。
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