2011年 02月 23日
山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋
こんばんは003.gif
今日は日本で一番?有名なご長男さんのお誕生日でございましたね。
そう、皇太子殿下でございます(笑)
51歳になられるとか。
今夜は祝いの会食でもされてるのでしょうかね。
mamも国民の一人として、謹んでお祝いを申しあげちゃおう!
Happy Birthday!


さて、今日は石橋のお話でござんす。

その石橋は山鹿地区唯一の水路橋で、矢部町の「通潤橋」に次ぐ大きさと言われている大坪橋です。
山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_20243579.jpg

ハハハ、通潤橋に次ぐ大きさと言われても、実際にその大きさを比べると大人と子供って感じかな(^^;

この大坪橋、以前は菊池川の支流吉田川に架けられていたもので、
歩道としても利用されていました。

現在は山鹿市立博物館敷地内に移設され保存されています。

橋の近くに山鹿市教育委員会が設置した記念碑があり、この橋の由来がありました。
それによると・・・
この眼鏡橋は幕末の名惣庄屋福田春蔵が慶応元年頃(1865年頃)宗方・中村地区の住民が水利に乏しく、
干害に苦しむのを憂え、寺島井出の用水を引くため関係地区民とともに苦心惨憺して、
吉田川右岸のもと熊入字大坪86-2番地から山鹿字七ッ石1976-2番地へ架橋されたものである。
この橋は矢部町にある通潤橋につぐ全国第二位の用水橋であり、二連橋としては県下170基のうち
第十一位にかぞえられ、すばらしい造形美をみせる石の芸術である。
築造以来昭和28年9月26日までの約百年間その恩恵は実に多大なものがあった。
今般吉田川河川改修工事によってやむなく撤去せざるを得なくなったが、先人の偉業を偲ぶために
ぜひ保存したいとの強い要望があり、県の協力を得てここに復元移築したものである。

とありました。(写真、撮り忘れ)

石工:不明、規模:長さ-23.2m、幅-2.42m、径間-8.9m、拱矢-4.2m(右)・4.5m(左)
(山鹿探訪なびより)

こちらは水路、また歩道として使われてた部分になります。
山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_20301813.jpg

現在は・・・・通っていいのか、悪いのか、はっきりしませんね(笑)


この橋のいたるところに、移設のときに付けられた番号がそのままの状態で残ってます。
山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_20314429.jpg

山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_20315249.jpg


移設が終わったのならば、消しておけばいいのになぁ~と思うのは私たちだけかな?

ちょっと興ざめしちゃうんですけど(^^;

保存のために移築されてしまった大坪橋。
川に架かってたときの姿を見てみたかったな~。

山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_2036880.jpg


大坪橋のお話はこれでおしまい。


だけど、今日はちょいとおまけ付きですバイ。



山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_2038066.jpg

はぁ~? これがおまけ?って思わないの!(笑)

こちらは江戸時代の民家なんですよ。
山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_2038576.jpg


ちょいと入り口の隙間から・・・・
山鹿地区唯一の水路橋  大坪橋_b0123359_20392355.jpg


結構、大きなお家だと思うんですが・・・。
比較的裕福な人のお家だったんじゃないかな。

中も見れると良かったのですが、どうも見れそうな雰囲気じゃない。
って言うか~、入り口の壊れてる部分は補修しようよ!山鹿市殿。
折角、保存する為に移築したんだろうに、これじゃ保存になってないじゃん。
予算、付くといいですね(笑)


ということで、今日はお~しまいっ(^_^)/~


大坪橋
所在地  山鹿市鍋田2085(山鹿市立博物館敷地内)
地図はこちら
電話番号 0968-43-1145

by fksm-kzmty | 2011-02-23 20:48 | おでかけ・菊池&山鹿 | Comments(8)
Commented by くろさん at 2011-02-23 21:18 x
この場所はたしかに全体的に整備不足というか、残念な場所に思えます。
博物館だって、せっかくの資料の展示がいまいち。

なんだかもったいない、なんて思っちゃいますね。

一番有名な長男様、ディナーは家族水いらずだったらいいでしょうね。
Commented by KIKO at 2011-02-23 22:08 x
移設するのも結構な費用だったでしょうね
博物館や民家とあわせてこれから…なのかな?
予算がなくなったのかな^^;
沢山の人が見にきてくれる魅力的博物館って
結構難しいかな mamさんプロデュースいかがでしょ?
Commented by らぼっち at 2011-02-23 22:37 x
二つに共通しているのは移設保存ですか
お二人と一緒で熟年もやはりあるべきところ、あったところでの保存がベストと思いますが、そうもいかないのでしょうね^^;
でも石橋なんて、それだけあってもまさしく興ざめ、数字もいかんでしょ
本当に山鹿教育委員会様、もうちっとがんばってよ♪
Commented by fksm-kzmty at 2011-02-24 00:38
☆くろさんへ
たしかに博物館にしろ、その周辺にしろちょいと淋しい感じが(^^;
博物館って、美術館よりも運営が難しいかもしれませんね。
頑張ってもらいたいものですが。

御長男様のお誕生日ディナーってやっぱりフレンチとかのコースなんですかね~。
うちらみたいに居酒屋でお祝いなんて・・・・ないだろうな~(笑)
Commented by fksm-kzmty at 2011-02-24 00:41
☆KIKOさんへ
移設にもお金はかかるだろうけど、
やっぱり維持管理費も馬鹿にならないでしょうからねぇ~・・・。
特に今は“事業仕訳”なんかもあるわけで。
私がプロデュース・・・無理ですぅ~(汗
Commented by fksm-kzmty at 2011-02-24 00:45
☆らぼっちさんへ
元あった場所での保存が一番いいんでしょうけど、
色々問題もあるんでしょうね。
石橋の数字は解体・移設工事においては大事な意味を持つ数字ではありますが、
その作業が終わったのであれば、原状回復させるべきだと思うんですよね~。
そこいら辺もう少し考えて欲しいですよね。
Commented by 墨爺 at 2011-09-14 09:14 x
大坪橋 祖父の祖父福田春蔵です
祖先の遺作が現存しているとは知りませんでした
来年の桜の頃に見に行きたいと思います
貴重な資料を有り難うございました
Commented by fksm-kzmty at 2011-09-14 09:37
☆墨爺さんへ
初めまして&コメントありがとうございますm(__)m

まぁまぁ、ご先祖様の遺作とは!
墨爺さんの御先祖様のお陰でどれだけの人がその恩恵を受けたことか・・・
地元の人々の代わりと言ってはなんですが、お礼申し上げますm(__)m
石橋としてはとても美しい橋だと思いますので、
ぜひご自分の目でご覧になられてくださいね。
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