2012年 12月 05日
「粋」が消えた
こんばんは。
今朝、飛びこんできたニュースにしばし呆然としたmamです。

それは、中村勘三郎さん死去のニュース。

絶句でした。

mamは歌舞伎ファンでもないので、歌舞伎の事はわからないけど
勘三郎さんは大好きだったんです。


20代の頃、テレビの画面を通して見る勘三郎さん(当時は勘九郎さん)がとても魅力的で
あ~、こういう人と出会えたらきっと人生面白いだろうな~って漠然と思ったんです。
それ以来、大好きな方でした。

お話がとても面白くて、懐が深く、豪快なんだけど気づかいが凄くて、チャーミングで
歌舞伎という伝統芸能の世界の人でありながら、とても柔軟な考えをお持ちで、
若い人から年配の方まで受け入れる器量の大きさに、憧れたものです。

まぁ、あくまでもこれはmamが画面を通して受けた印象ですけどね。


中村勘三郎さんはmamの中でまさに「粋な人」と呼べる人でした。



単に憧れの芸能人・有名人はたくさんいますが、勘三郎さんには1度お会いしてお話をしてみたかったです。
でも、きっと勘三郎さんを目の前にすると、何もしゃべれなくなるんだろうけど・・・(^^;


食道がんを患われて闘病生活を送られてましたが、時折耳にするニュースで復帰に向けて頑張っておられると聞き、
早くお元気な姿を見たいものだと思ってました。

それなのに・・・・・


残念で、本当に残念でたまりません。

私がこう思うくらいだから、きっと勘三郎さんの身近にいらっしゃる方たちの悲しみは・・・・・

今日もご子息の勘九郎さんと七之助さんは悲しみをこらえて舞台にたたれたそうです。
これぞ、まさしくお父様譲りの歌舞伎役者魂というものでしょう。

でも、勘三郎さんはきっと最後まであきらめずに頑張られたと思うので、熊本の片隅に暮らすmamとしては
心よりご冥福を祈るとともに、残された勘九郎さんと七之助さんのこれからの活躍をお祈りしたいと思います。


今日はとにかく勘三郎さんのご冥福をお祈りしたくて、
このような内容になってしまいました。
「粋」が消えた_b0123359_2002160.jpg


合掌

by fksm-kzmty | 2012-12-05 20:12 | その他もろもろ | Comments(2)
Commented by らぼっち at 2012-12-05 23:38 x
なるほど、単なる憧れの俳優とは違うようですね
粋な人、本当に残念です
それとともに高度医療の限界も感じました、合唱!
Commented by fksm-kzmty at 2012-12-06 20:35
☆らぼっちさんへ
はい、単なる憧れの俳優さんとは違う別格の人でした。
mamの中で「粋な人」と唯一思える人だったかもしれません。
医学が発達した今の世でも
まだまだ手に負えない病気が多いということでしょうね。
実際、風邪の特効薬はありませんからね・・・。
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